花咲ける青少年:イントロダクション

花咲ける青少年とは?

花咲ける青少年コミック表紙原作は、1987年~1994年に、月刊「LaLa」(白泉社)で連載された樹なつみの人気マンガ。
20年も前に連載された少女漫画だが、今見ても新鮮で壮大なスケール感を感じさせる不朽の名作なのだ。世界的大財閥の1人娘を軸に、強烈な個性を放つ3人の夫候補と、彼女の後見人となる華僑財閥の若き総帥が絡み合って複雑な恋愛模様を繰り広げる。そこに、資源立国の王位継承権をめぐる陰謀や巨大財閥同士の覇権をかけたビジネスバトル、若者たちの自分探しなどが重なり、華麗でスリリングな物語が展開されていく!

原作者:樹なつみ

獣王星ジャケット代表作:

  • 「獣王星」(じゅうおうせい)

    ※2006年フジテレビ「ノイタミナ」枠でTVアニメ化(DVD・全4巻)

  • 「OZ」(オズ)

    ※星雲賞受賞作/OVA化(VHS・全2巻)

  • 「八雲立つ」

    ※講談社漫画賞受賞作/OVA化(VHS・全2巻)

  • 「朱鷺色三角」(ときいろトライアングル)

  • 「マルチェロ物語」(マルチェロ ストーリア)

  • 「ヴァムピール」

    ※連載中

大学在学中の1979年、「LaLa」4月号「めぐみちゃんに捧げるコメディ」で漫画家デビューを果たす。「マルチェロ物語」で人気を得、1993年、近未来SFコミック『OZ』で星雲賞を受賞。1997年には、古代出雲をめぐる大河コミック『八雲立つ』で講談社漫画賞を受賞している人気漫画家。


“花咲け”のココがすごい!

花鹿&立人

とにかくセレブ!

登場人物を見ればお分かりのとおり、登場人物はほとんどセレブ中のセレブ。主人公・花鹿をとりまくイケメン主要人物4人中、世界的な巨大財閥の御曹司が3人(うち1人は現総帥、1人は次期会長候補、1人は貴族)、1人は石油資源で財を成した王国の皇太子だ。 基本的な移動手段は国内であれば運転手つきハイヤーか自家用ヘリで、海外であれば自家用ジェット。もちろん世界各国に豪邸な別荘(ユージィンの場合、お城)を持っていて、当然のように執事やら使用人やらが世界各地にいらっしゃる。花鹿の実家には、何部屋あるのか想像もつかない豪邸に加えヘリポート(駐車場代わり)や噴水付庭園まである。 セレブはセレブなりに重い責任や不自由な点もあるのだろうが、そんな別世界を疑似体験してみるのも一興だ。

ルマティ&カール&ユージィン

人間ドラマも秀逸!!

主人公・花鹿を取り囲む4人の夫候補は、揃いも揃って全員イケメンで、スタイルも良く、カリスマ性を持ち合わせている。華僑財閥の総帥として、一族やバーンズワースとのビジネス関係と長年にわたる花鹿への思いに葛藤する立人の姿は、女子を虜にすること必至。貴族出身のユージィンは、冷めた性格ながら、その魔的とも言える美貌で男女問わず惹きつけるし、ローゼンタール家長男のカールは、切れ者なのに優しい性格。王子様ルマティに至っては神秘的な青い瞳と屈託のない性格で、不遜な振る舞いも憎めないのだ。
誰もがうらやんで仕方ない人達ばかりなのに、皆、自分の居場所や家族との関係など、心に影を抱えているのも、親しみが持てる要因なのだ。

ラギネイ国王

王位継承権争いの舞台、ラギネイ王国とは・・・?

東南アジアにある小国だが、石油など豊富な資源が発見され、第73代国王マハティによる近代化が成功して発展を続ける立憲君主制国家。国民の95%が独特の太陽信仰であるラギ教徒で、世襲制の国王はラギ神の生まれ変わりと信じられているため、王は絶対的な権力を持っている。兵役は志願制だが、国王を守る軍隊は常に憧れの的。ちなみに、ラギ教徒は頭を神聖視しており、聖布で頭を隠して神に敬意を示しているため、人前でそれを取ることは非常にまれで、特別な意味を持っている。